Softbankの感情認識ロボット「Pepper」は2015年2月、19万8000円で販売予定。
Pepper |
コミュニケーションロボットを必要としているのは、恋人がいないオタクか、ひとり暮らしの老人だ。メーカーとしては認めたくないかもしれないが、それが現実だ。家庭用ロボットで利益を出したいのであれば、ローゼンメイデンのような美少女型ロボットが、プリモプエルのように柔らかくて技術的知識が無くても扱えるものにすべきだ。
もっともこれらもニーズも限定的だ。本格的に一般家庭にロボットを普及させるには、会話だけでなく、部屋のかたづけや掃除ができることが第1条件だろう。ルンバにマニュピレータを搭載し、かたづけ可能にしていくほうが近道なのかもしれない。
Intel's Jimmy |
個人的にはロボットは大好きで、早く一般家庭に入って欲しいと願っているのだが、どうもPepperの発表会は鼻についた。「感情が理解できる」などとできもしないことを大ぼら吹いているように感じるからかもしれない。そう感じたのは決して少数ではないようだ。
ソフトバンクの株価は「重大発表前」の6月5日の朝に向けて上昇し、13時の発表後減少。皮肉なことに、ロボット関連としてサイバーダインと菊池製作所の株価がつられて爆騰した。