2014年5月6日火曜日

ルンバは買い時か? Roomba

iRobot社「Roomba 880」のエッジクリーニングブラシ
Roomba 880
ホコリがたまりやすいのは部屋の隅なのに、円盤形のルンバで綺麗に掃除できるのか?と疑問だったが、上記のエッジクリーニングブラシが本体から突出してホコリを搔き入れるため問題ないらしい。
2014年3月に日本で発売されたルンバの最新機種880は76000円。吸引力5倍、電池寿命2倍、ダストケースの容量1.6倍と着実に進化をしている。
しかし価格の高さに加え、メンテナンスの面倒さが課題だ。1回清掃するたびにダストケースを掃除するのは人間の仕事だし、部屋にスーパーの袋などが落ちているとルンバが乗り上げて立ち往生してしまったりするので、事前の片付けも面倒くさい。まるでロボットのために人間が働かされているような心境になりそうだ。
汎用性を突き詰めると究極の清掃ロボットはヒューマノイド型になるかもしれないが、その前に複数のロボットが機能を分担し、チームで作業するタイプが現れるだろう。マニュピレータを備え、清掃前の片付けを担当する整頓ロボットと、狭いスペースにも入り込む小型の掃除ロボット、そして仕上げの拭き掃除ロボット。家の広さと求める速度に応じて、追加のロボットを購入することができ、それらはすべてネットワークで接続される。それはまるでファンタジーアニメのシーンのように、コビトさんたちがせっせと働いてくれているような風景になるだろう。余裕があれば音楽に合わせてダンスも披露してくれるかもしれない。