りんかい線の国際展示場駅を降りてすぐのところにある「パナソニックセンター東京」に、新しい施設「Wonder Life-BOX 2020」ができたので行ってみた。2020年の近未来家屋が体験できるようだ。
玄関 |
- 配達情報から自動的に適切な大きさの扉が開き、適切な温度に設定される宅配ボックス。
- 顔認識して開く玄関の扉。未来は宅配利用率が今よりもずっと上がるのだ。
- 室内でハーブを栽培し、客に新鮮なハーブティーをサーブできる。
- 客の趣味に合わせて表示が変わるディスプレイ。壁のレールに引っ掛けるだけで充電されるのでケーブルが不要。
台所 |
- 配達されてきたパッケージをテーブルに置くだけで中身が認識され、テーブル上におすすめレシピが表示される。
- 音声入力でレシピを選ぶと調理アドバイスとともに自動的にオーブンの予熱開始。
- 水道から出る水の量も音声入力で調整できるので計量カップいらず。
居間 |
- プロジェクターで壁面に自然の風景を投影。
- 音声入力で世界各地の生放送が見られる。
寝室 |
- 鏡の前に立つと、心拍数が読み取られる。鏡がディスプレイになっており、健康状態が表示される。
- 全身が映るディスプレイの前で服やバッグのコーディネートができる。服の色を変えてみたり、照明の質を変えてみたり。録画することで背後もチェックできる。
- 夜になったら自動的に照明が点灯。就寝中の体温や寝返り状態が計測される。
というわけで、6年後という設定なので無理もないのだが、金さえはらえば今でも実現できそうなものが多く、リアリティはあるものの、インパクトは弱かった。
せっかくパナソニックなのだから、6年後の調理器具とか掃除用具とか洗濯機とか、もうちょっと未来の白家電も見せて欲しかったというのが本音だ。
・・・とはいえ無料の施設なので、国際展示場に行く際、時間があまったら利用していみるのもよいのではないだろうか。涼しいし。