2014年9月24日水曜日

Oculus Crescent Bay

先日行われた東京ゲームショウ2014でも、Oculusは様々なブースで出店されており、例外なく行列ができていた。任天堂がWiiリモコンを発表した時の「体験してみたい!」という興奮を思い出す。今、間違いなくHMDの波が押し寄せてきている。
渦中のOculusが9月19日に行われた開発者会議「Oculus Connect」にて、量産型に近いとされる新試作機「Crescent Bay」を発表した。(ちなみにCrescent Bayはコードネームで、ロサンゼルスのラグナビーチにある湾の名前だ)


DK2からの目立った変更点としては、立体音響を実現するヘッドホン、プレイヤーが後ろを向いていても頭の位置と角度をトラッキングするためのLED、装着を楽にするための頭部ベルトのシンプル化。画像の粗は目立たなくなり、重量も軽くなっているようだ。

そしてOculusはパソコン用HMDとしてだけでなく、モバイル版の開発も並行して進められていることが明らかになった。PCやコンソール機と接続するケーブルは没入間の妨げになる。スマートフォンを装着する形にすれば単価も安くできる。内蔵カメラを使うことで、外部センサーも不要になるかもしれない。Oculusは世間が予想しているよりもずっと早く、おそらく2016年にはモバイル版が主力製品になっているだろう。