2081: A Hopeful View of the Human Future. |
NASAは火星有人飛行のための実験を継続しているし、SpaceXも火星への移民に乗り出しているが、火星までの距離は6000万km。月までの距離の160倍だ。そんな遠くで住むよりも、地球と月とのラグランジュポイントに宇宙島を作るほうが、よっぽど現実的に思える。
宇宙島なら遠心力によって地球と同じ1Gを生み出せるし、太陽光から100%に近い効率で無限のエネルギーを取り出すことができる。ジェイムズ・P・ホーガンが「未来の二つの顔」で描いたような、宇宙空間で作業用できるドローン(小型ロボット)が進歩すれば、宇宙での建造コストはどんどん下がっていくだろう。
生きているうちに、この素晴らしい風景を眺めてみたいものだ。